虎捕山津見神社(福島県)|狛犬は白狼!虎捕りの由来は?

虎捕山津見神社しおり
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はじめに

2017年晩秋にたまたま近くを通った際、山津見神社、海津見神社があり、それぞれ参拝した。

市街地から離れた場所に大きな駐車場、清掃され、管理が行き届い雰囲気の境内。

社殿に入ると、冬でも屋内でお祈りできるように、設備が整えられている。駐車場が広く整備されていることから、広く信仰され多くの信者の方々が集まってこられていることが伺える。(何故だろう、何があるのか?)

山津見とは?

山津見と言えば、「大山祇」を思い浮かべるが、山祇=山積=三島=山津見でいいようだ。

ちなみに、大山積神は百済から渡来して摂津国に鎮座し、その後伊予国に勧請されたと、「伊予国風土記」に書かれている。

「虎捕山」の由来

 1050年頃、橘墨虎という「凶賊」がおり、次第に力を増して地元豪族も従うようになり、朝廷にも従わなくなった。

陸奥守・鎮守府将軍として源頼義が人々からの被害の訴えに応えて、墨虎を討伐したという話。その際、短刀が墨虎の背中に刺さったことから、地名を「左須」という。

この話は、体制側の立場から書かれ、戒めや見せしめにように誇示されたと感じる部分がある。墨虎の名前や、地名などに残るなど、本当に住民から疎まれていたものとは思えない。

また、墨虎に対して豪族が従うということは、完全にその地域を納めていたということだと思う。実際のところは、地元の人に慕われていたのでないか。でなければ、神社に名前を残したり、多くの人がそこを訪れたりはしないのでは?(これは、どこにも書いてないし、誰かから聞いた訳でもないので、単なる想像である。)

狛犬は白狼

この神社の眷属は、狼・白狼であり、狛犬も狼である。

狛犬、白狼狛犬、白狼(阿像)

なかなか、写実的で凛々しい。犬やキツネではなく、ちゃんと狼に見えるから立派だと思う。

虎捕り山

下から眺める山頂の様子。古めかしい雰囲気を感じるし、信仰の対象となるにふさわしい風貌である。

さらに、古くから信仰の対象となった経緯があるのではないかと、興味がわく。

パンフレット周辺情報

福島原発爆発事故以来、除染作業が進められている飯館村にある。どちらかといえば、人里離れた場所にある神社である。が、整備されているし駐車場も広く、例祭などでは多くの人が集まりそうな感じ。

名  称 山津見神社(または、虎捕山津見神社)
住  所 福島県相馬郡飯館村佐須虎捕266
創  建 1051年
参拝時期 2018年

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