大いちょう
八戸市から車で東通り村を目指し走行中、市街からさほど離れていないところに、「日本一の大銀」の看板が目に入り、立ち寄ってみた。
隣の敷地に大きな体育館とその駐車場、そして大イチョウの説明案内板があった。
車を置かせてもらって、徒歩で数十m行けば目的地。
右に曲がって狭い道に入れば、古めかしい鳥居が目に入る。
大イチョウは樹齢1,100年以上とも言われ、高さ32m、幹周16mある。また、慈覚大師がこの地を訪れた時に、触った銀杏の杖根を生やしたものだという言い伝えがある。
大きく伸びる枝や、根上がりし八方に張り巡らすその根の力強さは、圧巻。パワーがみなぎっている。
他の地でも、同様の大銀杏を見たことがあるが、普通の銀杏はもっとすらっと立っていた。例えば、天河神社の向かい側の來迎寺には、弘法大師お手植えの「1,000年銀杏」がある。紅葉はそれはみごとで、天河神社を参拝しようと太鼓の橋を渡って居る時、後ろから何かに呼ばれて振り向かされるほどのパワーがあるのを感じた。
しかし、こちらのボリュームはそれ以上だと思う。
次回は是非、紅葉の大いちょうを見てみたい。