【 もくじ 】
はじめに
仕事の関係で、毎年2回は祈願をしていただいてた。その中で、ある年(平成13年ごろだったか)の宮司さんの挨拶にとても感動した。
商売下手な神社
正月には、毎年のように境内所狭しと店が並び、賑やかである。これだけの店が出て、人が多くの吉兆や笹を買っていくのだから、神社の売り上げも相当なものだと思っていたら、店で売っているものは、神社では扱ってないとのこと。それは、同じものを神社が売れば、当然神社のものが売れるに決まっている。売れなければ、店が減り賑わいがなくなってしまう。そのおかげで、この賑やかな状態がずっと続いているのだとのこと。共存共栄の考え。
継続こそ宝
企業においても、その目的を、「利益」か「継続」かで、意見が分かれるところであるが、やはり、西宮神社の宮司さんが言われた通り、長く繁栄するには、視線を先に伸ばして、目先の利益を追いすぎないことが、本当に大切だということを勉強させていただいた。
その年は、新年早々、感動した。
広田神社の摂社
この近くの広田神社に行くと、その由緒には、現在の西宮神社あたりまでが、広田神社の神域であり、西宮神社は、摂社であったとしている。
宮水
西宮神社付近一帯から湧き出る地下水のこと。江戸時代後期から酒造りに適していると知られている。「灘の生一本」など、有名。
名 称 | 西宮神社 えびす宮総本社 |
住 所 | 兵庫県西宮市社家町1-17 |
御 祭 神 | 主祭神 えびす大神
第二殿 天照大御神 大国主大神 第三殿 須佐男命 |
創 建 | 不明 |