【 もくじ 】
「高砂」発祥の地
能の「相生(あいおい)の松」で知られる、世阿弥の謡曲「高砂」発祥の地。
由緒
神功皇后が外征し、大己貴命の神助を得て敵を平らげ帰国の途中、鹿子水門(かごのみなと)に停泊し、国家鎮護のため、この地に大己貴命を祀った。970年の頃、疫病が流行った時に、素戔嗚命と奇稲田姫命をお祀りしたところ、疫病がたちまちにおさまったという。
相生の霊松
境内の相生の松は、雌雄一帯の珍しい形をしている。その昔、「尉と姥」に姿を変えたイザナギとイザナミの二神が現れ、「われは今よ神霊をこの木に宿し、世に夫婦の道を示さん。」と、夫婦のあり方を説いた。これから、相生の霊松と呼ばれる。また、高砂神社は、庶民の結婚式の発祥とも言われ、現在の松は、五代目。
名 称 | 高砂神社 |
住 所 | 兵庫県高砂市高砂町東宮町190 |
御 祭 神 | 主神 大巳貴命
配神 素戔嗚命 奇稲田姫命 |
創 建 | 約1700年前 |