出石神社(兵庫県)|八種神宝を半島から持ち込んだ天日矛、神功皇后

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神社概要

  • 神社名称 : 出石神社
  • 所 在 地: 兵庫県豊岡市出石町宮町99
  • 御 祭 神: 伊豆志八前大神(いずしやまえのおおかみ)
  •        天日槍命
  • 創  建 : 不詳

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八種神宝

  • 新羅国王子であった天日矛は正妻である日本人の阿加流比売神とけんかをした。妻は怒って国へ帰ってしまい、彼は追いかけて難波まで来たところで住吉大神に阻まれ上陸できない。あきらめて引返し但馬国に上陸しその地に住み着いた。そこで前津見(さきつみ)との間に子供をもうけ、後に神功皇后につながる系譜となる。半島から伝え持ち込んだものが、「八種神宝」であり、古事記や日本書紀にその記述がある。
  • 古事記では、珠二貫・振浪比礼・切浪比礼・振風比礼・切風比礼・奥津鏡・辺津鏡の八種としている。

但馬平野を開拓

  • 当時但馬は泥海であった。そこで天日矛は、海に面する瀬戸と津居山の間の岩山を砕き開いた。すると堰き止められた泥海の水位が下がり豊沃な平野となった。

八前大神

  • 天日矛が半島から持ってきた「八種の神宝」八前大神としてお祭りしている。 

鳥居跡の出土

  • 昭和8年出石川の河川改修工事で平安時代の頃の鳥居の木口が出土した。それにより当時の神社の範囲の大きさを証明している。
  • 出土した木口は、神社入口の門のところに置かれている。
  • また出土した場所は「鳥居」という地名になり、現在交差点の名称として用いられている。

出石皿そば

  • 但馬の城主は長野からやってこられて信州そば職人を呼び寄せた。それが出石皿そばの起こりという。
  • しっかりしたコシのあるそばを小さめの皿に盛りつけ5皿1人前が標準。注文の際5皿追加を言っておくのがベター(後から言うと、ゆでる時間がかかり遅い)、大人男性なら10皿が普通。

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