大山祇神社(愛媛県)|創建は2600年前。倭国の瀬戸内航路ルート確保を意味する?

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神社概要

  • 神社名称 : 大山祇神社
  • 住  所 : 愛媛県今治市大三島町宮浦3327
  • 御 祭 神: 大山積大神(おおやまづみの大神)
  • アクセス : しまなみ海道大三島ICから車で約10分

由緒

  • 神武天皇東征に先駆けて四国に渡った大山積大神の子孫、小千命(おもちのみこと)が芸予海峡の要衝である御島(大三島)に勧請鎮座したことに始まる。
  • 御祭神は、天照大神の兄神に当たり、山神であり、海の神でもあり、日本総鎮守。
  • 瓊瓊杵尊の妃の木花咲耶姫の父に当たり、皇室第一の外戚とされる。

葛城賀茂氏との関係

  • 大阪府高槻市「三島鴨神社」は、伊予国風土記に、『この神は百済より渡ってきて摂津国の御嶋に鎮座した。』とある。伊予の御嶋はこれに因む。
  • 三島鴨神社には、事代主命も祀られている。事代主命は葛城系賀茂氏の神であり、茨木市の溝咋神社には、事代主命の義父が祀られている。関係が深いことがわかる。

大山積神は饒速日か

  • 饒速日が河内に天降る前に御嶋で賀茂氏と合流した後、大和入りに成功したかもしれない。
  • 饒速日は、、大山咋神であり、大山積神であるとの説もある。

境内

鳥居

 

  • この手前右側に駐車場有

総門

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  • ご神紋と落ち着きのある門の色がマッチして、上品な感じ。
  • 怖いイメージとは無縁の優しさ、大きさ、おおらかさな感じ。

天然記念物 大楠

  • 乎知命御手植の楠

  • 総門から大楠までの広場

手水舎

神門

本殿

 

上津社(かみつやしろ)

下津社(しもつやしろ)

 

天然記念物 楠木郡

おわりに

  • しまなみ海道から大三島周辺の瀬戸内海を見ると、その狭さに驚いた。
  • この海峡に大きな社を建て、神威を示すことで、航路を確保したのだろうか。
  • 瓊瓊杵尊の義理の父であり、天皇家の第一の外戚だが、出雲系の神。(高槻市の三島鴨神社内の説明にはそう記してあった。
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