新池埴輪製作遺跡(大阪府高槻市)|日本最古で最大の埴輪製作工房が100年間続いていた!

焼き窯
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遺跡概要 

  • 遺跡名称  : 史跡 今城塚古墳附 新池埴輪製作遺跡
  • 住  所  : 大阪府高槻市上土室1丁目
  • 敷地面積  : 約3万㎡
  • 作られた時期: 450年頃(今から1,500年前)
  • 展示物   : 斜面を利用した窯群、窯をそのまま展示、埴輪(本物)
  •         レプリカ

アクセス

  • 太田茶臼山古墳の北方向、名神高速道路をくぐり、「上土室」市営バス停の近く。南西約300mに「八幡大神宮」があり、そこの看板に「土室とは、ハニ(粘土)のムロのことで埴輪を作る人たちが住んだ場所」と説明されていた。

ハニワ工場

埴輪工場館
  • 埴輪工場館内部
焼き窯
ハニワ工場館の内部
  • 今城塚古墳の埴輪を製作した、新池遺跡最大級の18号窯を当時のまま建物で覆い、展示してある。入場無料。
  • 館内には、当時の埴輪の本物が3基ガラスケースの中に展示されていた。

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本物の埴輪

歴史年表

三島地方の出来事

三島地方関連の年表

日本・朝鮮半島・中国の出来事

  • この年表は分かり易い。

埴輪工房の復元

沢山の焼き物を並べられるスペースが確保できる
とにかく、広いのが特徴
構造や建て方の工夫など

窯の復元

1号釜、2号釜
  • 写真でみるよりも急斜面を利用して作られており、今も実際に使われている丹波の立杭焼きの登釜によく似ている。

その他の窯

3号窯の発掘調査中を復元
斜面を利用した窯跡
  • ツツジの植栽のように見えているのが窯跡。煙突状の窯の中を熱が上に伝わり、効率良く沢山の焼き物を焼くことができるということかな。

ハニワ工場公園

  • 窯の復元、工房建物など大規模な敷地全体をそのまま公園となっており、ゆっくり散策できる。
全体図

工場公園にハニワがならべてある

 

 

 

 

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