【 もくじ 】
神社概要
- 神社名称 : 三ツ石神社
- 住 所 : 岩手県盛岡市名須川町2-1
- 御 祭 神: 不明(少名彦命、稲荷大明神)
- 創 建 : 不明
鬼の手形の看板
- 盛岡市内の住宅街の中に、このようにポツンとある。「鬼の手形」の看板が目に入る。駐車場がないので、要注意。


- 鳥居の手前からの全景。神社のたたずまいという雰囲気があまりない。

社殿
- 境内を更に奥へ進むと、社殿がある。決して立派でない。
三ツ石
- その社殿の右側に、大きな岩が三つ並んでいる。

- この右側の岩の奥に、更に一つ。合わせて、確かに三つの岩がある。
- 高さ6m、周囲9mの巨石である。元は巨大な一つの岩だったという話がある。それが、もし本当ならば、どれほど古いのか見当もつかない。
- 岩の風化が進み、亀裂が発生している。崩壊の恐れがあるために、安全上の観点から、岩全体にチェーンがかけられている。(のだと思う。)

奥から見たところ。
鬼の手形
- 三つの岩のどこに「鬼の手形」があるかは、わからなかった。

- 鬼が悪さをはたらくので、困った土地の人たちは、三ツ石の神様に助けを求めた。神様が鬼を捕らえ、諭したところ、鬼は二度とこの地には戻らないことを約束し、岩に「手形」を残した。
岩手県の県名の由来
- 「この岩に手形を残した」から、「岩手県」となったと、言われている。
「不来方」(こずかた)の地名の由来
- 「不来方」の地名は、鬼が二度と戻らないと約束したことに由来するとの説もある。
さんさ踊りの由来
- 土地の人がこれを喜び、神様への感謝を込めて、踊りを舞った。これが「さんさ踊り」の始まりとされている。
- ちなみに、この「羅刹鬼」は、京都まで流れゆき、羅生門に住み着いたとか。そういう、おまけの話もある。(ところでそのお話し、時代は合っているのかな?)