【 もくじ 】
博物館概要
- 名 称 :豊田市博物館
- 所 在 地 :愛知県豊田市小阪本町5丁目80
- 開館時間 :10時~17時30分
- 休 館 日 :月曜日(祝日は開館)、年末年始
- 観 覧 料 :¥1,200
- 展 示 物 :企画展・・・「旅するジョウモンさん」5千年前の落とし物
- アクセス :名神高速「豊田IC」より約15分
- 駐 車 場 :無料(150台)
企画展
- 縄文時代中期(今から5500年前頃)に「ジョウモンさん」が各地を旅したという設定で各地の土器などが展示されている。
- 土器の共通点はどれもが「深鉢形」であること。カマドの形状に合わせたのか?土器の土の強度が弱くそこを平たくすることができんかったからか?
豊田市の旧石器・縄文
前田遺跡から出土
- 三角縁神獣は三河唯一
- 大刀柄頭など王家の印?
火焔式土器
- 国宝、笹山遺跡出土
- 火焔のような飾りには「穴」があり、ひもを通せば器を持ち上げることができそうな・・・。
- 火焔式ではないものも、器の首根っこにくびれがあるようにみえる。ここに紐を回せば同じように持ち上げられるのでは。
- 土器の底はどの地域の物も現代の鍋底やフライパンのような底の広いものが無い。
- 土器の細い部分を土に埋め、その周りに火をかけ調理し、そのまま保存して使ったらしい。
前田遺跡の網かご
- 復元された籠は、三内丸山遺跡で見たものととても良く似ていた。
- 遺跡発掘現場でこんな細かいものが出てもどうして気付くことができるのかだ。
- 大型の銅鐸は、鳴らすのではなく飾りとして祈りに使われた。
さいごに
- 三河の地は、旧石器、縄文、弥生と連続した人々の営みがあったことがわかった。
- それだけ長期に連続した遺跡が残っているということは、この地が災害がなかったか、災害に強かったからか。