【 もくじ 】
遺跡・施設概要
- 遺跡名称 :登呂遺跡
- 主な出土品 :土器・石器・木製農具・青銅製装身具
- 施設名称 :静岡市立登呂博物館
- 所 在 地 :静岡県静岡市駿河区登呂5丁目
- 主な展示物 :竪穴式住居復元、祭殿復元、他上記出土品
- 入 館 料 :一般個人300円
- 営業時間 :9:00~16:30
- 休 館 日 :月曜、祝日の翌日、年末年始
- 弥生3大遺跡:登呂遺跡、吉野ケ里遺跡、原の辻遺跡
資料館概要
- 博物館外観
- 登呂遺跡の説明。
- 静岡平野は安倍川と藁科川の扇状地で、そこに多くの集落があった中の一つが登呂遺跡。
- 2000年間で2回の洪水の壊滅的な被害に合っている。
- 縄文時代と弥生時代の比較
- 弥生時代以降の年表
博物館展示物
竪穴住居
- 扇状地のため地下水位が高く、他の竪穴式住居と違って住居は掘り込まず、周りを盛土した。
- 入口
- 中の奥には炉がある。
- 羽目板:住居内の壁
- 中から入口を振り返ると
住居づくり
祭殿
- 食料保存の高床式とは明らかに違う(より大きい)ことなどから祭祀の場所と考えられる。
- 祭殿の復元
- 正面から
- 中から正面側を見下ろす
- 祭殿中の祭壇
- 奥から入口の方を見ると
弥生時代の静岡平野の遺跡の分布
稲作の伝搬ルート
-
長江流域から、華北ルート・華中ルート・華南ルートの3ルート金印・・・「漢委奴国王」
- 何でここに志賀町の「金印」が展示されてるのか?
- 思ったより小さい(3cm角程度)
まつり
入墨
- 入墨や飾り
- 登呂遺跡に住んだ人々は、魏志倭人伝の記述にある入墨の習慣があった。
登呂遺跡
4haの住居と水田の復元
おわりに
- 祭殿の復元では、大きい高深式建物を出土した物から分析して、祭祀用の建物と特定されいるとこが素晴らしい。
- 祭殿は正面から見ると今の神明造の神社に似ている。このまま引き継がれたのではないと思わせる。
- 住居は矢板を周囲に施し、湿気が入らないように工夫されるなど、たくさんの人が長く居住することができた理由が伺える。
- 弥生3大遺跡の登呂以外のところも見て比較してみたい。