【 もくじ 】
神社概要
- 神社名称 : 岩木山神社(津軽国一之宮)
- 所 在 地: 青森県弘前市百沢字寺沢27
- 御 祭 神: 顕国魂神、
- 多都比姫神、
- 宇賀能売神、
- 大山祇神、
- 坂上刈田磨命、
- 五柱を岩木山大神という
- 創 建 : 780年
- 参拝時期 : 2017年9月
- アクセス : 早朝、市内から車を走らせ、岩木山(標高1625m)が見える方向を目指す。市街を抜け川の堤防沿いを上り山が徐々に大きく見えるようになり約30分で到着。とても分かりやすかった。
岩木山
- 白神山と姉妹であちらが姉とか。また岩木山は「安寿と厨子王」の安寿が祀られているという言い伝えもある。
- 京都府西舞鶴に安寿が身を投じた池を見たことがある。芥川龍之介の「山椒大夫」に記されている池がこれかと感慨深かった。
- しかしなぜ青森県の岩木山で祀られるのかちょっとわからない。
- 幸い天気も良く非常に清々しい。というかどこか暖かいような感じ。大鳥居の前に立つと大鳥居、2の鳥居、そして参道から社殿が見え、その向こうに岩木山頂上が見えている。
- おそらくこのような立派な社殿が建てられる以前から信仰の対象とされ、地元の方々をはじめとする多くの人から崇敬の念を集めていたのだろう。
- 古い所ではなにやらどんより鈍く、暗く、重いものを感じるような場所もあるがここでは一切そういうものはなかった。(根拠は全くなく、ただ感じただけ。)
- ニ鳥居まで進むと更にお山が近く見え、神域に入っていく雰囲気がし、雄大な岩木山に抱かれているような感覚というか、そんな気持ちになった。
- 祭神に坂上田村麻呂の父親が祭られている。これは東北地方の由緒ある神社にはよく見られる。
- 私が勝手に思うに大和朝廷以前から土地の方々から祭られていた神社やその神様が大和朝廷の圧力により、信仰の対象を塗り替えられたのではないかと考える。それ程この神社は古くから地元に人から深く信仰を集めていたのだろうという、思いを強くした。
出雲神社
- 進んで行くと左手に出雲神社がある。
手水舎
- お山からの恵みの水がこのように使われている。
拝殿に進む。
玉垣の狛犬
- 拝殿の階段を上ると玉垣の狛犬が角柱に施されており、このように待ち受けている。
- 何の意味があるのか、珍しい。
- 8時前で社務所が開いていなかった。
- 次回はもっとゆっくりと時間をとって、山頂の奥宮にも参拝してみたい。
周辺情報
- お店のようなものは無くかえって素朴な雰囲気を醸し出している。