出雲大社(島根県)|八千矛の幼名・大国主命は霊界との縁結び!?

出雲大社社伝略記
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神社概要

  • 神社名称 : 出雲大社(いずもおおやしろ)
  • 所 在 地: 島根県出雲市大社町杵築東195
  • 御 祭 神: 大国主命
  • 創  建 : 神代

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はじめに

  • 平成10年頃の3~4年間は年に3~4回参拝した。1月は新らしい年を迎えることができたことへの感謝と誓い、夏は日ごろの感謝と途中報告。秋には感謝とパワー注入。
  • 大阪から朝4時ごろ出発し昼頃帰路につくと日帰り可能。当時は鳥取道は開通していたがその先は部分的に高速が開通していたがほとんどが一般道だった。

子宝を授かったお礼

  • 平成17年には子供を授かったお礼に参拝した。私は出雲の縁結びは五客座の形からして、大国主命が霊界の神との縁を結んでいるように見える。そこから子宝の縁を結んで頂くようにお願いしていた。(そんな話を誰かから聞いた訳では無いが勘違いも勘のうち、そのように思い込んでお願いした。)そのお陰様で結婚15年目にして子宝に恵まれた。思い込みの賜物かも。

八千矛

  • 大社町の酒屋で、お酒を調達した際に、その主旨を話し、どのお酒がよいか伺ったら、ご主人は、「それなら、八千矛がいいでしょう。大国主の命の幼名だから。」と。(真実かどうかはわからないが、地元の方はこのように思っている。)
  • これには驚き!大国主命には、たくさんのお名前があるが、今まで目にした本では「名前は、ご神格の現れである。八千矛というのは武器であることから、武勇の功績もあったのであろう。」などともっともらしく書いてある。確信ありそうに書いてあったが、地元に語り継がれていることなどは知らないらしい。
  • このようなフィールドワークはしていないのだろうか?自分の主張に沿うものにしか興味を持たないという姿勢か、または伝承には学術的根拠がないということか。
  • このことから神社・遺跡・名跡などではその場所でいろいろ聞いてみてそこでしか聞けない話を大切にしたいと思っている。

御客座五神

  • 御本殿(高さ8丈、24m)に向かって右側(西に向かって)に大国主命が祀られ、そろの向かい側には御客座があり、
  • 天之常立尊、
  • 宇麻志阿斯訶備比古遅神、
  • 神産巣日神、
  • 高御産巣日神、
  • 天之御中主神
  • 以上五柱の神が祀られている。この五柱の神は人ではなく霊界の神々であり、その神々と大国主命が対面する形となっている。ここから大国主命が霊界との縁結びをされているものと思う。
御客座五神

本殿

  • 「出雲大社由緒略記」によると社伝では、最古は社殿の高さは三二丈(96m)ありその後16丈(48m)になったとある。
  • 平成12年にこれを裏付ける(48mであろうとする)発見があり、大きく報道された。直径135cmの杉の木3本を束ねて1本の柱とした根元の部分が発掘されたのである。
  • 古くから天下無双の大廈(たいか)と称されている所以である。

素鵞社(そがのやしろ)

  • 本殿に参拝すると上記の通り大国主命は横向きになっているので、その更に奥にお祀りされている摂社、素鵞社(素戔嗚尊)に向かうようになっている。つまり本殿にお参りしたら知らず内に素戔嗚尊に参拝しているということになる。意味深である。

日御碕神社

  • 杵築宮から車で10分ぐらい日御碕方面へ進むと、朱色の社の日御碕神社がありいつも出雲大社の後にお参りした。
  • 「日の沈みます神社」という素戔嗚尊をお祀りする日の宮とされている。いろんな方々が思い思いに参拝されていて、中にはお重を広げて長~いこと声に出してお祈りされる方も見かけた。ちょっと近寄り難い雰囲気。
  • 素戔嗚尊はいろんな方に人気がある。
日御碕神社上の宮

周辺情報

  • 参拝の後は創業200年の「そば荒木屋」さんはいかがでしょうか?「そばがき」はおもちのような形をしていて、今の細長い麺の形の前にはこんなだったとのこと。

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