【 もくじ 】
アクセス
東京品川駅から、京急線に乗り鮫洲駅から海側へ出て徒歩1分。
御祭神
主祭神 : 誉田別尊
相殿神 : 気長足姫尊、伊弉諾尊、伊弉冉尊
所在地
東京都品川区東大井1-20-10
御由緒
詳細は不明だが、江戸時代前半期頃、当時幕府の直轄林(御林)を開発し陣を建てたことが起こりとされる。
旧御林町、のちに大井鮫洲町となり、現在は東大井町1丁目となっている。
幕府の土地を開拓してそこを管理する許可を得る際に、神社を建てお祀りするというのは、大儀が立つし、そこから得られるもの(穀物や海の幸)は、神様のものとして奉納すれば、実質は住人のものとなる。そういう、構図が推察できる。全国各地に郵便局の数ほど神社があるのはそういうことでもあるのかもしれない。
鳥居


社殿
鉄筋コンクリート造で、昭和47に築造。立派。

境内には、5社が密集しており、本殿左には案内札があった。

富士浅間大神の塚

厳島神社、漁呉玉(なごたま)神
天神池のほとりに、厳島神社、漁呉玉(なごたま)神がお祀りされている。

漁呉玉神:通称、水神社、綿津見神

鮫祠(さめし)
天神池に、水に浮かぶ厳島神社を模したように祠がある。

鮫洲の地名のおこり
神社鳥居を抜けて進むと、説明の石板に、「鮫洲」の地名について、説明があった。

「鮫洲」の地名の由来は、諸説あるが、
1.鮫洲は「サミズ」であり、「砂水」のこと。海岸で潮が引いたときに砂の中から清水が出ることから、この地名が付いた。
2.大鮫が捕れ、腹から観音像が出て、御利益があった。
3.この地に、鮫があがった。
というが、どれも今一、説得力に欠ける。というのは、1と2は他にもそういうところはあるだろうが、同じ地名が多くない。また2は、浅草寺の話に似てはいるが、真実とは信じがたい。
しながわ百景
境内の風景は、1987年に「しながわ百景」に選定された。
