【 もくじ 】
施設概要
- 名 称 : 円筒分水工
- 所 在 地: 岩手県奥州市胆沢若柳
- 築 造 年: 昭和32年
- 改 築 :
- 目 的 : 扇状地平野の農業用水を8等分に公平に分配する
アプローチ
- 秋田県と岩手県奥州市を結ぶR397号線沿い
- 胆沢ダムから下流(東)へ車で約10分。
入口看板
- 国道沿いの目印看板
- 駐車スペース有り

円筒分水工
- 車降りて奥へ進むとすぐに水の低い唸り音が聞こえてくる。

- 流入は1か所流出は2か所に水門が見えた。水流の勢いと音の迫力にに圧倒される。
- 外形:31.5m
- 流量:16㎥/s
- 受益面積:7,400ha
- 大きさでは、山口県防府市の同型のものが大きいものの、流量と受益面積では圧倒的にこちらが勝っており、総合的に農業用施設では日本一。

- 昭和28年、石淵ダムの建設に伴い、昭和32年に施工され、平成7年に改修。以前は農業用の水の争奪のため血を流す争いもあったとのこと。下流域に安定的に水補給を施すという、胆沢平野の平和と富のシンボルと言える。
- また、駐車場の横に、それとは別の記念碑、「銀色の道」。

- 昭和中頃にダークダックスが歌った「銀色の~♬、遙かな道~♪」という、あれ。

- この「銀色の道」は、R369号線の冬の雪道を歌ったものだった。
- この真っすぐな道を雪が積もる中歩くとなると相当に心細い。まして夜ならなお。

- ダム建設の伴い記念碑が設置された。ダム建設関係者が地元活性化に配慮されたということだろう。
胆沢まるごと案内所
- この駐車場の向かい側に「胆沢まるごと案内所」がある。いろんな情報があったのだろうが、この日は急いでいたので残念ながら立ち寄ることができず後日HPを見た。
- ここから2km程西(秋田方面)にある、奥州のパワースポット「愛宕山神社」の情報(由緒書など)も得られたはず。
- なので紹介はできませんでしたが、お立ち寄りください。