【 もくじ 】
寺院概要
- 寺院名称 : 宮島弥山 大本山 大聖院
- 所 在 地: 広島県廿日市市宮島町210
- 本 尊 : 三鬼大権現(大日如来、不動明王、虚空蔵菩薩)
- 参拝時期 : 2019年9月
はじめに
- 厳島神社参拝に宮島で一泊の家族旅行。一日目に空き時間ができたので旅館で勧められた「大聖院」と「千畳閣」に行ってみた。
千畳閣(豊国神社:厳島神社の境外末社)
- 宮島のフェリー船着き場から厳島神社へ向かう途中神社の少し手前にある。
- 五重の塔が目印で。この日は快晴で背景が青空に映えて美しい。
- 千畳閣は秀吉の命により大経堂として建立されたが、秀吉の死後天井張りなどが未完成のままであり、明治維新後の神仏分離により仏像などを撤去され今の形となっている。
- お堂に入る(有料)と、ただ、広い。その周りは外を見渡せて、厳島神社を見渡せる。
- 銀杏の大木があり葉が生い茂っている。紅葉の時期には社殿の赤と銀杏の黄色色、空の青のコントラストが楽しめることだろう。
大聖院
山門
- 千畳閣を出て厳島神社を通り過ぎ、そこから5分程坂を上ると大聖院の入り口、山門に到着。
- 拝観時間は8時から17時、拝観料は無料。所要時間は概ね1時間程度。(しっかり見れば2時間はかかりそう。今回は時間がなく急ぎ足で30分程度)
御成門
- 山門を過ぎ石段を更に上って御成門へ。ここで後ろを振り返ると眺望がすばらしく気持ちいい。
大般若筒
- 中央手すりには「大般若筒(六百巻)」が施されている。三蔵法師がインドから持ち帰ったお経でさわりながら階段を上れば福が得られるという。ありがたい階段。
鐘楼堂とねがい玉
- 階段を上ると御成門の手前左手に釣鐘とそこに「ねがい玉、300円」が置いてある。
本堂 波切不動明王
- 御成門を過ぎて左手の受付で御朱印を頂いてください。更に奥へ進み本堂(勅願堂)へ。
- ご本尊は波切不動明王。朝鮮出兵の折海上交通安全祈願が行われた。また秀吉本人も九州へ行く途中に参拝し連歌の会を開いている。
- お堂の中はご本尊の周りを回れるようになっており、「千体不動」というたくさんの不動明王像が安置されている。よく見かける険しい表情のものや、優しい童顔のものなどさまざま。
大師堂
- 本堂からまた奥へ進み階段を上がり大師堂へ。
- にその奥の一願大師へ。(そこを見逃した。)
遍照窟
- 大師堂の下の遍照窟は四国八十八か寺のご本尊が安置され、足元には四角いプレートの中に各寺の砂が納められていて、「お砂踏み」(八十八か所を実際に巡ったのと同じ御利益があるとされる)ができる。また、千円を納めてお願い事ができるようになっていた。
- 大師堂で家族そろって般若心経を唱え、大満足して帰ったが、この他にも見どころ満載。
撫で仏
- 大師堂前;弘法大師のお姿を撫でる。
仏足跡
- 本堂横の釈迦涅槃堂;靴を脱いで仏足跡の上に乗り、釈迦如来のご真言を唱える。
彌山本坊大権現 摩尼殿
- 弥山の守護神の三鬼大権現がお祀りされている。初代総理大臣の伊藤博文が弥山の登山道の整備に私財を投じるなど熱く信仰していた。
地下戒壇巡り
- 受付の正面(御成門を過ぎて右側)の観音堂の中から、地下への入り口を下りて暗闇の中へ。
- まだまだ紹介できてないところが沢山あり、しっかり見て回れば2時間くらいかかりそう。