【 もくじ 】
正式名称
東山慈照寺(足利義政の戒名に由来)
歴史
平安時代中期、智証大師:円珍が創建。宝仁年間に天台宗座主第25世明救が再建した。しかし、応仁の乱で消滅。
1473年、室町幕府の8代将軍足利義政が足利東山山荘を建て、東山文化の発祥となった。
1486年、東求堂(とうぐうどう)、池に面した書斎が建てられた。
1489年、銀閣建立。銀閣とは東山殿に建てられた観音堂のこと。月見のため、月の出の方向に合わせて設計された。
1490年、東山殿 臨済宗相国寺派総本山:禅寺慈照院に改めた。足利義満が建てた北山の金閣と対比され、江戸時代に慈照寺全体を銀閣寺とよばれるようになった。
銀箔
銀閣と呼ばれた観音堂に、実際には銀箔は使われていない。外壁全体に塗られていた黒漆が、銀色に輝いて見えた。2018年爆笑問題のテレビ番組で夜の銀閣を放映していた。月明かりに照らされ、そのほんのり明るい光が銀色の風情があった。
京の三閣
銀閣寺、金閣寺、西本願寺飛雲閣
鳳凰
屋根の鳳凰は18世紀後半からで、それ以前は宝珠がのっていた。
庭園
錦鏡池(きんきょうち)を中心とする池泉回遊式庭園
紅葉
11月中旬~下旬が見ごろで、展望所からの眺めがおすすめ
周辺情報
参道には、沢山のお店が並んでいるので、見学と散策や休憩をセットで楽しめる。抹茶ソフト・お団子・八つ橋・おそばなど..。
八神社
御所の北西角に当たり、陰陽道の方位神である、大将軍が祀られている。それが、明治時代の神仏分離令により、素戔嗚尊と改められ、今もそのまま。
名 称 | 東山慈照寺 |
住 所 | 京都府左京区銀閣寺町2 |
創 建 | 1473年(室町時代) |
参拝時期 | 2010年 |