【 もくじ 】
神社概要
- 神社名称 : 氷川神社 武蔵一宮
- 所 在 地: 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407
- 御 祭 神: 須佐之男命、稲田姫命、大己貴命
- 創 建 : BC473(第5代孝昭天皇3年)
- アクセス : JR大宮駅東口から徒歩約15分
由緒
- 第13代成務天皇の御代、出雲族の兄多毛比命が朝廷の命によりこの地に移住してきて武蔵国造となった。
- オロチを象徴する、暴れ川である出雲のヒカワ(斐伊川ひいかわ)の氾濫を治水し産鉄民を平定したことをヤマタノオロチ退治として言い伝えられた。
- 頼朝が命じて社殿を再建。聖武天皇の御代に一の宮制を定められ武蔵一宮とした。
- 大宮を中心に埼玉県・東京都・神奈川県下、荒川流域に280数社を数える。武蔵国造の子孫がここを拠点として、大いに活躍し発展したことを物語っていると思う。
- 氷川の名称:古語で「霊験あらたかな泉」を表すらしい。
- 神社境内に入ると、重厚壮大で、古めかしく、出雲大社や熱田神宮などの国つ神系の大きな神社特有の雰囲気を感じた。
境内
三の鳥居まで
- 三の鳥居までの参道

- 約2km続く参道は出雲の松の木とは違う雰囲気
- 三の鳥居

桜門まで
- さざれ石

- 戦艦武蔵の石碑
- なぜ武蔵なのか?率直にそう思うが説明を読むと納得

- 宗像神社

- 池の中に祀られているのは多くは市杵島姫命だが、シックで落ち着いた雰囲気。
- 神池にかかる橋を渡ると桜門

桜門から先
- 桜門

- 舞殿

拝殿と本殿

- 門客人神社(もんきゃくじんじんじゃ)
- 祭神は、足摩乳命(あしちのみこと)と手摩乳命(てなづちのみこと)の夫婦神とされ、稲田姫の御親神。
- しかし、江戸時代まではアラハバキ神を祭っていて主客転倒したという。
アラハバキ神
- 「東北を中心に古くから信仰された土着の神」とされる。現在、実際に祭られているのは、丹内山神社(岩手県花巻市)の他には無さそう。アラハバキ神を東北の人に聞いても、知っている人がいない。
- 大和朝廷の支配を受ける以前に信仰されていたという。
少彦名命
- 天津神社(あまつじんじゃ)に祭られ、恵比寿様と同一としている。少彦名命を恵比寿様と同一視している神社は他にもあるのか?
投稿日 2019年1月
更新日 2025年5月