【 もくじ 】
神社概要
- 神社名称 : 茨木神社
- 所 在 地: 大阪府茨木市元町4番3号
- 御 祭 神: 建速素戔嗚尊
- 創 建 : 807年
- 奥 宮 : 天石門別神社(あまのいわとわけじんじゃ)
- 御 祭 神: 天手力男命
- 駐 車 場: 市営駐車場が隣接している。
- 地下通路から神社境内へ出られる
はじめに
- 大阪府茨木市の中心に位置する茨木神社は、茨木市民に信仰され年何かの行事のたびに(しょっちゅう)多くの市民が集まり長蛇の列となる。
- 初詣、10日戎、夏祭り、お宮参り、その度毎に屋台が参道の両側にびっしりと並び、石畳みの参道には横4~5列に拝殿から入口の鳥居まで、朝から晩まで行列が無くなることがない。
- 夏祭りにはお神輿やだんじり巡行もあり大いに賑わう。
- 入口の鳥居横にある看板を横から見ると「茨木神社」と「天石門別神社」が併記されている。
- 戦国時代には織田信長が近畿一円の神社仏閣を多く焼却した。その際「信長は牛頭天皇の生まれ変わり」と自称していたので、多くの神社が素戔嗚神社または牛頭天皇社と社名を変えた。との記述があった。
- 北摂一帯にやたらと素戔嗚社が多いと以前から感じていたが、こういうことも一因か?
- このことが由緒書きに記されている。
恵比寿社
- 参道を進むと途中左手に恵比寿社がある。1月の十日恵比寿には正月の余韻がまだ残るころといいうのに、はたまた大賑わいとなり笹飾りを求める人がそのまま茨木神社にも参拝している。
- 本当は何の神様なのか?何でもありか?何でもこの神社の神様の下に集まるというか、信仰されているのか、とにかく茨木の人は、ここに集まる。
- 少し先には、市営地下駐車場の入り口があり、ここと直結している。
本殿
- 正月や十日恵比寿の時は、さい銭箱前に鈴が6列ほど並び、同時に参拝する。
- 石段手前にガードマンの方が2人でロープで規制して、整然と参拝できるように誘導している。ごちゃごちゃにならないところが、非常に素晴らしい。
- 平成30年5月1日には、娘の厄除けの祈願をお願いした。長年お参りしているが、正式参拝はこの時が初。
ご丁寧な祝詞
- 私の家族の他に、一組のお宮参りの方がおられて、同時の参拝となった。祝詞では、普通なら、住所名前と願い事一言を2組読み上げて、祝詞は2組共通ですまされると思うが、こちらでは、一組づつ、全く別の祝詞を奏上された。倍の手間をかけて頂き、感動した。
- きめ細やかで丁寧な祝詞だった。(文言まではわからない)
搦手門
- (からめてもん:表門の追手門に対し、裏側に位置し、有事の際に城主などの逃げられるようにするための門)
- 東側出入口の門のところに左の説明看板がある。茨木城の門の跡とのこと。茨木城は現在残っていないが、この門と、この近くにある茨木小学校の入り口に「櫓門」が復元されている。
- 茨木城は、楠木正成が建武新政頃に建てたと言われるが詳細は不明。その他の城主としては、荒木村重の家臣の中川清秀がいる。最後は、片桐且元の時に、一国一城令により廃城となった。城の遺構はほとんどなく、先述の通り、門が復元されている程度となっている。