【 もくじ 】
神社概要
- 神社名称 : 厳島神社
- 住 所 : 広島県廿日市市宮島町1-1
- 参拝時期 : 2019年(令和元年)9月
- 客(まろうど)神社御祭神:
天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
天穂日命(あめのほひのみこと)
天津彦根命(あまつひこねのみこと)
活津彦根命(いくつひこねのみこと)
熊野櫲樟日命(くまのくすびのみこと)
- 厳島神社御祭神:
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
田心姫命(たごりひめのみこと)
湍津姫命(たぎつひめのみこと)
あなごめし うえの
- 先ず、宮島口で昼食、名物「うえの」の穴子めし。平日だったので、30分待ちですんだ。「上」を食べてみた。量は多めで、味は最高、(ウナギよりしっかりした感じ)1時間でも待つ価値は十分ある。

- 今回は、宮島へ渡り宿泊の旅館へ到着。午後からは、旅館に勧められた千畳閣と大聖院を参拝し、17時半に干潮の大鳥居を散策。
干潮時の大鳥居

- 大鳥居は改修工事中で足場とネットで覆われていて見れなかった。それでも、夜には鳥居と神社がライトアップされ、見ごたえあり。
- その日の内に、酒屋さんで神社参拝の奉献酒をゲット。「久保田さん」が休みにも拘らず、店を開けてくれた。また、別の酒屋さんが、わざわざ久保田さんへ電話して下さり、助かりました。ご親切に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
厳島神社参拝
- 翌朝、いよいよ参拝。拝観時間は、6時30分~18時(時期より多少変動あり)

客(まろうど)神社
- 先ずは、客神社を参拝。誓約(うけい)の5神をお祀りしている。

- 客神社は、厳島神社本殿よりも先に祭事が行われる。パンフレットではどちらも「本殿」としてる。そして、見取り図をよく見ると、客神社本殿は舞楽が興じられる「高舞台」を向いている。

- 「客神社は、厳島神社本殿を向いている」という説明を旅行ガイド本で見たが、客神社本殿が向いているのは高舞台。つまり、能は客神社と本殿に対して奉納されている。(あくまでも、思い付きの私見です)(舞楽について知りたい方は、観光協会のHPの動画を見てください。)

拝殿
- 客神社の拝殿から幣殿を拝む。幣殿の奥に5神をお祀りする本殿がある。
本殿
- 授与所で御祈祷の受付をし、参拝。10年前と変わらず、優しく、暖かな、大神様の御神威を感じた。祝詞では、家族4人の住所・氏名・願い事を一人づつ省略せずに、丁寧に奏上していただいた。金色の御幣を頭にタッチされ、感激。

大国神社
- 室町時代は、神仏習合であり、「大黒堂」と呼ばれていて、仏教のインドの神である、大黒天が祀られていた。そこから転じて、大国神社となった。
神紋
- 「三つ盛り二重亀甲に剣花菱」で、出雲大社と同じ紋を三つ合わせた形。出雲との深いつながりを感じる。
由緒・歴史
- 地方御豪族の佐伯氏により、593年に創建され、その後1168年に平清盛が修造。その後も源氏や毛利元就から崇敬を受けた。大経堂が豊臣秀吉の命により建てられ(未完成のまま)たが、明治時代の神仏分離令により、仏像を撤去して豊国神社となった。
- また同じく、大聖院・大願寺が寺院として独立した。伊藤博文が厚く信仰し、弥山頂上からの景色を絶賛したことから弥山頂上への登頂ルートが整備された。
潮の干満
- 干潮は、朝5時と夕方5時の2回。今回は宮島で1泊したので、干潮と満潮の両方を見れた。干潮時は、客神社の近くにある「鏡池」が見られるのと、鳥居のそばまで歩いて行ける。また、満潮時は神社全体が海に浮かんだようになる。