【 もくじ 】
神社概要
- 神社名称 : 神出神社
- 住 所 : 兵庫県神戸市西区神出町東1180
- 御 祭 神: 素盞嗚命
- 創 建 : 不詳
雌岡山(めっこうさん)
- 高249m、その東約2kmに雄岡山(おっこうさん)標高241mが対になり二等辺三角形の稜線が美しい。古くは、天王山と呼ばれた。(近くに、「天王山牧場」がある)
- 素盞嗚尊と櫛稲田姫命が雌岡山に降臨され薬草を採取された。大己貴命や多くの神々が生まれたことから、神出の地名となったという。
- 平成7年頃から約10年間、ここの近くを拠点に外回りの仕事をしていたので、この辺は良く通った。
- 仕事上のストレスでフラフラになり気が枯れそうになった時に、山頂からの景色を眺め深呼吸をすると不思議と元気になった。行き詰ったと思った時にも、「考え方・やり方を変えて、もう少し工夫してみよう。」という前向きになることができた。
- R175号線「老ノ口」交差点から少し東へ入った山への登り口に、石製の大きな鳥居が目印。そこから約1kmで山頂付近の駐車場に着く。
- その隣にさほど大きくない社があり、素盞嗚尊の看板が掲げられている。
- 神社境内から眺める景色は、播磨灘東部の平野とその向こうに瀬戸内海、左手方面は遠くに(天気が良ければ)明石海峡大橋、淡路島を見ることができる。
- 大きな深呼吸を何度か繰り返すと、すがすがしい気が体に充満する。
牛頭天王
- 牛頭天王と言えばこの辺では姫路の廣峯神社が有名で、牛頭天王の総本社である。
- 祭神はここと同じで、素戔嗚尊、櫛稲田姫命である。
広峯神社
- 京都の八坂神社は平安の頃に疫病が流行った時に、広峯神社から分詞されたもの。広峯が元。
- 茅の輪くぐりや蘇民将来の子孫の御神符は、牛頭天王の故事に由来するとか神功皇后が遠征に行く前に戦勝祈願し、大勝利の後帰国した際にお礼参りをしたとかかなり古い話が伝わっている。
磐座にペトログリフ、古墳?
- 雌岡山の南西のラインには磐座が続いて、御旅所、「にい塚」がある。
- にい塚には線刻(ペトログリフ)?らしきものが報告されている。
- 石の遺構もあり古墳という説もあるが、西宮の越木岩神社のような古い祭祀場のように思える。
- 古墳よりも古い時代のものであれば、磐座であると考えてよいとのこと。
- ということからこちらの方がかなり古いと言えそうだ。
- いつも車で神社へ行き景色を楽しむだけだったが、その周辺をじっくり歩いて散策してみたい。