【 もくじ 】
神社概要
- 神社名称 : 山津見神社(虎捕山鎮座 山津見神社)
- 住 所 : 福島県相馬郡飯館村佐須虎捕266
- 御 祭 神: 大山津見神
- 創 建 : 1051年
- 参拝時期 : 2017年
はじめに
- 2017年晩秋にたまたま近くを通った際、山津見神社、海津見神社があり、それぞれ参拝した。
- 市街地から離れた場所に大きな駐車場。清掃され管理が行き届い雰囲気の境内。
- 社殿はでも屋内でお祈りできるように設備が整えられている。駐車場が広く整備されていることから、広く信仰され多くの信者の方々が集まってこられていることが伺える。(何故だろう、何があるのか?)
山津見とは?
- 山津見と言えば「大山祇」を思い浮かべるが、山祇=山積=三島=山津見でいいようだ。
- ちなみに大山積神は百済から渡来して摂津国に鎮座し、その後伊予国に勧請されたと「伊予国風土記」に書かれている。
「虎捕山」の由来
- 1050年頃橘墨虎という「凶賊」がおり、次第に力を増して地元豪族も従うようになり朝廷にも従わなくなった。
- 陸奥守・鎮守府将軍として源頼義が人々からの被害の訴えに応えて、墨虎を討伐したという話。その際、短刀が墨虎の背中に刺さったことから、地名を「左須」という。
- この話は体制側の立場から書かれ、戒めや見せしめにように誇示されたと感じる部分がある。墨虎の名前や地名などに残るなど、本当に住民から疎まれていたものとは思えない。
- また墨虎に対して豪族が従うということは、完全にその地域を納めていたということだろうか?
- 名前や言い伝えが残っているには訳がありそう。
狛犬は白狼
- この神社の眷属は、狼・白狼であり、狛犬も狼である。
