【 もくじ 】
神社概要
- 神社名称 : 春日神社
- 住 所 : 和歌山県海南市大野中1056
- 御 祭 神: 天押帯日子命(あめおしたらしひこのみこと)
- 創 建 : 不詳(奈良時代以前?)
- 駐 車 場: 有(急坂の上)
- 注 意 : 周辺は住宅地で道路幅員が狭い
歴史
- 昔、海南駅付近まで海岸線が迫っており、春日神社周辺は砂州になっていた。そこで、県内各地から集まった馬の競争が行われて、見物客も多く集まり賑やかだったという。今は、馬場町という地名にその名残が残っている。
- 後醍醐天皇の御子の大塔宮護良親王が1332年に熊野へお忍びで行かれた際に此処に寄られた際に、お隠ししたという。
御祭神
- 御祭神は、天押帯日子命(あめおしたらしひこのみこと)という、あまり聞きなれない神様。古代大和の和邇氏の祖で、大和から良い方角を選んでこの地に移ったので、方位除けの神とされる。
- 古事記では天押帯日子命、日本書紀では「天足彦国押命」と表記されている。第5代孝昭天皇の皇子で、和邇氏の祖とされる。
神社拝詞
- 神社拝詞、「高き尊き神教のまにまに天皇を仰ぎ奉り・・・」という文言は、初めて目にする。天皇神道の神髄のような神々しさがある。
自祓串(じばらいぐし)で自分自身を祓い清めることができる。
カヤの木の根元に、白蛇さま
- 拝殿から右に回って祇園社へ向かうと、祇園社のすぐ手前に「白蛇さま」。カヤノキに祀られるのを、大阪では見かけた。
熊野古道の「松代王子」
- 境内に入る少し手前に、熊野古道の九十九王子の一つ、「松代王子」がある。拝殿には、スタンプとお守りが販売されていた。
その他、境内説明
- 鳥居