【 もくじ 】
神社概要
- 神社名称 : 藤森神社
- 所 在 地: 京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
- 御 祭 神: 素盞嗚尊他12柱
- 創 建 : 神功皇后摂政3年(203年)
- 駐 車 場: 有料第1P、第2P(24時間出庫可)
由緒
本殿
- 主たる御祭神:素盞嗚尊
- 神功皇后が新羅から凱旋した時、旗を立て、兵具を納め塚を造った。「御旗塚」がある。
東殿
- 主たる御祭神:舎人親王、藤尾の地(現在の伏見稲荷の社地)に759年鎮座。
- 舎人親王は720年に「日本書記」を編集し、弓矢蟇目(ひきめ)の秘法を伝えるなど文武両道に優れた方。
西殿
- 主たる御祭神:早良親王、800年に塚本後に鎮座。
- 早良親王は陸奥の国の謀反に際し征夷将軍を拝された。
- 785年、淡路島に流される途中、亡くなった。
鳥居
- 西門
- 南門
- 南門から入ると、人・車と馬の通行が区分されている。広い方が馬用。
拝殿・本殿・摂社
- 拝殿
- 本殿
- 八幡宮社・・・本殿の裏手に摂社が並んでいる。
- 七宮社
- 大将軍・・・桓武天皇が平城京に遷都した時、四方に大将軍を守護のために置いた。その内、南方に置かれたのが、この藤森神社に残っている。
- 七福神
不二の水
- 「不二の水」は、「二つとないおいしい水」という意味。口当たりが柔らかく飲みやすい。
- 水六訓・・・1.水は尊し
2.水は美し
3.水は清し
4.水は強し
5.水は強し
6.水は恐し
7.水は深し
御旗塚、「いちの木さん」は腰痛に効く
- 「御旗塚」に一位の木の切り株が祀られている。そばにある、「第二紫陽花苑」受付の女性の方に謂れを尋ねたら、いろいろ教えてもらえた。
- 神功皇后が、その切り株に旗を立てたことに始まる。
- その切り株をなでて、痛い所を撫でると治る。
- 新選組の近藤勇も腰痛を直しに参拝している。
紫陽花苑
宝物殿
- 火縄銃、刀、鎧、馬などに関するものが展示されている。
- 拝観料:無料
おわりに
10年以上ぶりに参拝し、花の神社というより、馬と勝負運と学問の神社だったことを再認識した。