岡山県吉備古代文化財センター(岡山県)|土器・陶棺・大刀・土木施工技術など当時倭国の中心的地域だったか。

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施設概要

  • 名  称 : 岡山県古代文化財
  • 住  所 : 岡山県岡山市北区西花尻 1325−3
  • 拝 観 料: 無料
  • 開館時代 : 9時〜17時
  • 休 館 日: 土、日、祝日

吉備あけぼの

  • 旧石器時代から縄文時代、そして弥生時代へ

陶棺

  • 陶棺は九州から東北まで全国で700基ほどあり、そのうち8割が吉備にある。

弥生時代の墳丘墓

  • 楯築遺跡が弥生時代最大規模であることが書かれている。
  • 楯築古墳の被葬者が帥升等であるという説がある。
  • 帥升等は、「倭国王、帥升等」ではなく、「倭のクニオシヒト」で、孝安天皇だとする説がある。
  • しまなみ海道にある「生口島」が帥升等が献上した生口を調達した場所との説もある。

運ばれた土器

  • 全国から土器が集められていた。
  • 九州、近畿、山陰、東海など広くから集まっている。ということは、ここは当時の首都(または同等規模)だったかも。

頭椎大刀(かぶつちのたち)

  • 単竜・単鳳環頭大刀、双竜環頭大刀、頭椎大刀の分布図

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河川護岸工

  • 河川堤防に杭を打ち、水流による洗堀から防護するもの。
  • 水際の施工は計画と統率力が求められるし、発展した社会性も窺える。

盛土工

  • 地山に腹付盛土を施工した断面図

  • 水平に1層づつ盛土を施工している。
  • 地山との境界に段切り工や地下水排水を施せば、現在の施工方法とほぼ同じと言える。

おわりに

  • 卑弥呼だとか興味をひきそうな展示はないが、シンプルに研究成果が展示されている感じ。素晴らしい!
  • 造山古墳ビジターセンターみたいに、冒険的な記述(卑弥呼や邪馬台国)があってもいいけどね、、、、

 

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