【 もくじ 】
古墳概要
- 古墳名称 : 牟佐大塚古墳
- 住 所 : 岡山県北区牟佐
- 形 式 : 円墳
- 古墳規模 : 直径40m、高さ10m
- 石室規模 : 長さ18m、幅2.8m、高さ3.2m
- 玄室規模 : 長さ6m、幅2.8m(全国有数)
- 築造年代 : 6世紀末頃
- 被 葬 者: 不詳
- 駐 車 場: 県道から入ると右手に小さな看板と、P2台程度有
アプローチ
- 看板 県道から入ると50m程で、右の建物に小さな看板が見える。
- そこから住宅を通る
吉備地方三大巨石墳の一つ
- こうもり塚古墳、箭田大塚古墳と並び、三大巨石墳に上げられる。
- 石室の大きさでは、日本で6番目の規模。
横穴式石室
- 石室入口付近
- 古墳の上に上がり、外周を半周して帰ろうかと思ったが、何気に前にも回ってみたら、入口があった。
- 大きな花崗岩を積み上げて築造されている。
ヒカリモ
- 羨道(えんどう、せんどう)に、ヒカリモが生息してるという説明看板があり、言わると金色に光っているように見える。
家形石棺
- 玄室にある家形石棺は、貝殻石灰石でできており、井原市産出で約45kmの距離を運搬している。大変な労力だ。
- 何人もの家族の遺骨を納めたものと考えられている。(出土物がないので、想像)
被葬者について
- 牟佐地区は、古代吉備国の有力豪族の吉備上道氏(吉備津彦命の子孫)の本拠地からやや離れてはいるが、被葬者であると考えられる。
- 「国見岳」がこの近くにある。国見岳は、国中の米作りの見極めを行う祭政の地であり政治的に非常な重要な場所である。
- 古代山陽道の「牟佐の渡」の要衝の地である。
- これらの要因からして、この場所が政治的に重要だったことが伺える。
両宮山古墳
- 近くにある前方後円墳
備前国分寺跡
- 近くにある国分寺跡