施設概要
- 名 称 : 桜井市立埋蔵文化財センター
- 住 所 : 奈良県桜井市芝58-2
- 入館料 : 大人300円、小人150円(団体は200円、100円)
- 休館日 : 毎週月・火曜、祝日の翌日
- アクセス: 大神神社の大鳥居からすぐ近く
展示概要
- 展示物:旧石器時代〜縄文・弥生時代〜古墳時代〜飛鳥・奈良時代、纏向遺跡
- 写真撮影はOK(職員の方に確認)
- 大和と周辺の古墳築造年代比較
纏向遺跡は倭国の中心地(邪馬台国)か?
- 辻地区の建物群の模型
- 倉庫ではない。住居でもなく、政治を執り行ったところか?
全国各地の土器が、纏向から出土
- 各地から土器が集まったことを示す。
- 当時、大和が倭国の中心だったことの可能性が高いことを示している。
大陸との交流
磯城・磐余(いわれ)・纏向の諸宮
木製仮面
- 祭祀土坑から出土している。祭祀に使用した後に埋めたのか。
- 木製仮面は顔に付けるヒモの穴がないので、手で持って使用したとの見解。
ガラス玉の製造、鋳型
- ガラス製ネックレスが出土している。その他に鋳型も展示されていた。何と国内製。しかも、小さな玉とそれにひもを通す穴が虫眼鏡で見えるようにされていた。
- 今まで他で見たものも外国製だと思っていたが、国内製だった。または、その技術を持った人が渡来していたか。
おわりに
- 鉄の製造は、権威(武力)を高めるために必要で、半島から得ていたが、それを、吉備~大和で生産できるようになり、政権の中心地を九州~吉備~大和へと移動して行ったのかもしれない。
- 葛城山(高鴨神社)を拠点にして勢力を拡大した鴨族の存在が事例となる。