【 もくじ 】
神社概要
- 神社名称 : 廣田神社
- 所 在 地: 兵庫県西宮市大社町7番7号
- 御 祭 神: 天照大神荒魂(撞賢木厳之御魂天疎向津媛命)
- (つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめのみこと)
- 配 祀 神:(廣田五社大明神)
- 住吉三前大神(すみのえのみさきのおおかみ)
- 八幡三所大神(応神天皇、神功皇后、仲姫命)
- 諏訪健御名方富大神(すわたけみなかたとみのおおかみ)
- 高皇産霊大神
- 創 建 : 神功皇后元年(201年)
- 駐 車 場: 有り(有料)
はじめに
- 平成10年頃私は兵庫県三田市に住んでいたので、機会があるごとに参拝していた。
阪神タイガースが毎年戦勝祈願
- タイガースが毎年戦勝祈願をすることで有名。しかし神社の印象はそんな派手なものではなかった。
- 有料駐車場から神社へ鳥居をくぐって参道を更に進むと、T字に付き合たり右へ90度方向を変えると社殿が見える。
- 日の神をお祀りする伊勢と同じ神明造りの社殿は立派で威厳があり、明るく、暖かい雰囲気がある。
- 参道を進んで突き当りを右に曲がったら、解放感があり景色が一変する。そこが不意を突かれて感動的。落ち込んだ時などご陽気を頂きたくためによく訪ねた。
拝殿
- 切妻正面平入神明造。屋根の上に7本の鰹木がある。
- 奇数の神社は男神、偶数なら女神をお祀りしているという。ということはここは天照大神の荒魂がお祀りされているというが、実は男の神様がお祀りされているということを示唆してる?(この辺の曖昧さが、神社の深遠さ、不可思議さの所以である。本当のことはわからないから、考えないほうが良い。)
神社略記
- 廣田神社の御祭神天照大神の荒魂の神は、軍船の先鋒となり海外遠征で大勝利して帰還した大神である。(神功皇后だと言っている!)
- 201年新羅遠征より凱旋の途中、務古の水門(大阪沖)にさしかかったところ船が進まなくなった。
- 武庫川の河口当たりに祭壇を作り神功皇后は深い祈りをささげた。
御祭神は天照大神の荒魂
- その時まぶしい光の中に四柱の(よばしら)の神様が立たれた。天照大神、稚日女命(わかひるめのみこと)、住吉大神、事代主神である。
- その神々のお言葉に従って天照大神は廣田の森に、稚日女命は生田の森に、事代主神は長田の森に、住吉大神は住吉に祭られた。そして、皇后は都に戻った。
- 上記は、不思議な言い回しになっており、神功皇后は自分自身を目の前に神として感得し我が身を祭れと命じられ、そのままにお祭りしたということになる。
- いずれにせよ物語は天津神の系譜を示しているて、事代主神は皇室の中で祭られているということである。
住吉大社に対して西宮
- 住吉大社に対して西にある神社なので「西宮」と呼ばれ、西宮の地名の起こりになったとの記述もある。つまり、現在の西宮神社の本宮であり、当時西宮神社は廣田神社の末社だった。
- 私の娘の100日の祈願をこちらでお願いした。その際宮司さんの祝詞があげられている最中、曇り空の中一筋の光が娘の顔に差し込んだ。息をのんで見守ると、本人はやや眩しそうなそぶりをしながら寝込んでいた。私はその神々しさに心を打たれ感激した。(単なる親ばかである)
- そんなこともあり幾度となく参拝させていただいているお気に入りのスポット。