【 もくじ 】
名所概要
- 名 称 : 出雲願開舟(がんびらきふね)の地
- 出雲大社土佐分祠
- 住 所 : 高知県長岡郡本山町助籐
- 時 期 : 江戸時代
- アクセス : 大豊ICから約5km、R439助藤バス停駐車帯付近
歴史
- 今から225年ほど前、この地に住む志和九郎左衛門という郷士が、当時流行した疫病にかかる住民の平癒を、出雲大社に祈願したところ、病気が治った。
- お礼参りをしたいが、大社は遠く難しい。
- そこで、小さな子舟を作りお賽銭を添え吉野川に流した。
- それから1年半後大社近くの稲佐の浜に漂着。今も出雲大社の宝物殿にお祀りされている。
国道沿いのバス停から
- 高知道路大豊町ICを下り、最初の信号を左折。約5kmで目的地へ。
- バス停看板、駐車帯に車を止める。
出雲大社揺拝所
願開き舟
- 揺拝所に「願開き舟」を石造物で再現
高知県は出雲系?
- 疫坊平癒を出雲大社に向かってお祈りした。
- 東に向かってお伊勢さんを拝むのが普通じゃないのか?
- この地は出雲文化圏なのか?
- 吉野川は東へ向かって流れており、河口は徳島県にあり、そこから出雲方面へ海流があるわけでもない。
八坂神社
- 大豊町に、「杉の大杉」がある「八坂神社」があるが、その杉は素戔嗚尊がお手植えしたという話もある。
物部川
- 物部川は南に向って流れており、名前の由来は、やはり物部氏に関係するらしい。
その他四国の出雲系神社
- その他の四国の有名な出雲系神社は、金毘羅神社・大山祇神社・八坂神社(高知県大豊町)など。
おわりに
- 大豊ICを下りたところに、「杉の大杉」や「出雲大社願開き舟の地」があり、興味深かった。
- 特に、杉の大杉は樹齢3千年で、素戔嗚尊のお手植えとも言う。