【 もくじ 】
神社概要
- 神社名称 : 八坂神社(杉の大杉)
- 住 所 : 高知県大豊町杉794
- 御 祭 神: 須佐之男命
- 創 建 : 不詳(912年)
- 杉の大杉 : 神社境内の杉では日本一
- 駐 車 場: 有(無料)
- 拝 観 料: 大人200円、小人100円
- 開園時間 : 4~9月 8:00~18:00
- 10~3月 8:30~17:00
- アクセス : 高知道大豊ICから約5分
御由緒
鳥居
- 駐車場(無料)から入口付近へ進むと、小さな小屋があり拝観料を納める。
- 手水舎から次の鳥居へ
杉の大杉
- 少し進むと左に、ただならぬ気配を感じて、見ると異様と思ううほど圧巻の大杉が視界に現れる。
- 樹齢3千年の杉の大杉、国の特別天然記念物。
- 日本一という看板が国道尾沿いにあった。
- しばらくは、あっけにとられ放心状態で、ただ見上げていた。
- 手前が南大杉:周囲20m、樹高60m
- 奥側が北大杉:周囲16.5m、樹高57m
- 別名:夫婦杉
- 根元に小さな祠がある。
- 幹にワイヤーを掛け、アンカーで止めるなど、大掛かりな延命対策が施されている。
- 樹皮が剥がれ幹がむき出しになっている部分が多いので、水の吸い上げが弱くなっているのでは?
- 幹・枝の太さ、高さ、広がり、色あいがとてつもない迫力となって、無言で体全体、胸や腹の底に伝わってくる。
拝殿と本殿
- 拝殿
- 龍の彫刻が、立派。
- 榊が枯れていない。他では、神社なのに榊が枯れているのをよく見かけるけれど。
- 本殿
伊能社
- 本殿の左隣の摂社
日本一の自然石の恵比須
- 「声を出してお願いすると、その願いがかなえられる。」と書いてある。
摂社
もう一度、杉の大杉
美空ひばりの遺影と石碑
- 神社のすぐ横に、ひばりさんの14歳の頃の写真が「遺影碑」、隣に歌碑がある。
- 彼女が9歳の時に講演旅行中に、バス転落事故にあい大豊町で入院し、1か月後に高知の病院へ転院する際に、ここで日本一の歌手になることを祈願した。
- 14歳の時に再度訪れたことに因んで、亡くなった後に遺影碑と歌碑が作られた。
- 「悲しき口笛」「川の流れのように」他がボタンを押すと流れてくる。静かな谷間に響き渡る。
鳥居右手にお社と七福神
- 旧大杉村出身の軍人で「マレーの虎」との異名がある山下奉文は、この木に因んで「巨杉(きょさん)」という雅号を使った。
- 七福神の謂れは分からない。
- 七福神は、その出身地を、日本人・中国人・インド人と明記してあった。
- 大黒様の右隣りに、坂本龍馬の銅像があった。龍馬や山ノ内容堂公がここを訪れている。
おわりに
- 杉の大杉は、圧巻でした。
- 素戔嗚尊が、3千年前にお手植えしたとは信じがたいが、何か所縁があったということを思うと、感慨深い。
- いや、本当かもしれない。