【 もくじ 】
神社概要
神社名称 : 上宮天満宮(じょうぐうてんまんぐう)
住 所 : 大阪府高槻市天神町1-15-5
創 建 : 993年
祭 神 : 菅原道真命
駐 車 場: 階段参道の左側の坂道を登りきった鳥居の先に2か所
アクセス : JR高槻駅から北へ徒歩約10分
由緒
太古に天神山(日神山ひるがみやま)に武日照命が降臨し鎮座した。武日照命は、土師氏の祖であり、日本書記にハニワ・相撲の話が載っているらしい。(未確認)
また、祭祀一族である土師氏を率いる野身宿禰が古くから祀られていた。相撲の神様であり、菅原道真の祖先でもある。
菅原道真が大宰府で非業の死を遂げた時、京都から勅使が大宰府に赴き、その帰路にこの地を通った時、牛車が動かなくなった。野身宿禰の所縁を知って、ここに道真を祀った。全国天神社のうち、大宰府に次いで2番目に古い古社である。
参道

高槻駅の北側の街中から階段の参道を上る。登り口の小さな祠は、階段を上れない人もここから参拝できるように設けられたと書いてある。
境内
階段を上ると境内は結構広い。


広々とした境内から、参道が本殿へと続く。


本殿
本殿の社は、世界初の竹製。一帯の約2haの孟宗竹林を整備され、それが再利用されている。


守護天神
本殿の奥の守護天神には、猫がどんと居座り、マッタリとしていた。


社務所でお尋ねしたら、猫に限らず小動物全般をお祀りしているとのこと。共生の考えのもと、活動をされているとのこと。崇高な感じ。
社の裏側に、ネコケアーセンターがある。
野身神社
菅原道真の祖先。周辺の古墳の埴輪を作製した土師氏に信仰され、宿禰塚古墳もある。

