【 もくじ 】
神社概要
- 神社名称 : 貴船神社(きふね)
- 住 所 : 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
- 御 祭 神: 高龗神(たかおかみのかみ)
- 創 建 : 不詳
- 駐 車 場: 有料:奥宮15台、本宮10台
- アクセス : 叡山電鉄鞍馬線:出町柳~貴船口(約30分)¥430
- 京都バス33番:貴船口~貴船神社(約5分)¥160
由緒
- 社伝によると、反正天皇の御代に、神武天皇の母でワダツミ大神の娘でもある、玉依姫命(下鴨神社の玉依媛命とは別)が、黄色い船に乗り、淀川・鴨川・貴船川を遡上して、貴船(地名はきぶね)に上陸し、水神を祀ったのが始まりとされている。
- 玉依姫命は、茨木市溝咋神社でも、出雲系としてお祀りされていた。
- 「雨風を司り以って國を潤し土を養う」として、水源を目指した。
- 666年に最も古い社殿造り替えの記録があるということで、創建はそれ以前。
参拝順序
- 参拝の順序は、「本宮」→「奥宮」→「結社」の順が良いらしい。
本宮
- バス停「貴船神社」から更に5分ほど歩く。
奥宮へ
- 相生の杉
奥宮、日本三大龍穴
- 御祭神:貴船大神(高龗神、玉依姫命、闇龗神)
- 連理の杉・・・杉と檜、別種の木が合体したものは非常に珍しいらしい。
- 奥宮入口
- 奥宮本殿の下に、日本三大龍穴の一つがあるという。
- 日本三大龍穴・・・貴船神社奥宮本殿、奈良県室生龍穴神社、備前龍穴
- 御船形石:玉依姫が乗ってきた黄色の船を小石を積んで囲ったもの。
- 御船形石の背後には堂々とした杉がそびえ立っている。
- 奥社の右は縄で結界されて、「権地(ごんち)」と書いた看板がある。
結社
- 最後に結社に参拝
- 御祭神:磐長姫命、木花開耶姫命
- 縁結び
- 自然石天之磐船
- こじんまりとしているが、いい雰囲気。
駅
- 叡電貴船口駅と京都バス
川床
本来の丑の刻参り
- 貴船明神が、丑の年・丑の日・丑の刻に貴船山に降臨したとのことから、「丑の刻に参拝すると願い事がかなう」ということから始められたのが、本来の「丑の刻参り」であり、呪いの話は間違い。
おわりに
- もうすぐ紅葉かという、少し寒い時期でも、川床料理を楽しんでる人がいたくらいなので、夏場には車で来ない方が無難。(道路が狭く、動けないかも)
- 下鴨神社、上賀茂神社とのつながりが気になったが、明治以降は別であることがはっきりされている。
- 神様は違う名前でも同じであったり、同じ名前であっても別だったり、本当に分かりにくい。