鯉喰神社(岡山県)|鬼退治の「温羅」が鯉に化身して逃げ、吉備津彦が鵜に変身して捕まえた。

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神社概要

  • 神社名称:鯉喰神社
  • 住  所:岡山県倉敷市矢部109
  • 御祭神 :夜目山主命、夜目麻呂命、狭田安是彦、千田宇根彦
  • 創  建:1701年
  • 駐車場 :なし、周辺道路も狭いので要注意

由緒

  • 桃太郎の鬼退治に比定される、吉備津彦の温羅退治。
  • 吉備津彦命と温羅の戦いの終盤、温羅に矢が刺さり鯉に変身し血吸川に逃れた。命は鵜に変身して追いかけ、遂に鯉を捕食した。
  • 近くの「造山古墳ビジターセンター」でも解説されている。

門柱から鳥居

  • 弥生時代後期の墳丘墓の上に神社が建っているとのこと。
  • 神社敷地が分断された形で道路が隣接し、敷地はブロック積擁壁で土留めされている。
  • 説明看板に表示のQRコードを読み取り、説明をスマホで聴くことができる。
入口の石柱

社殿

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本殿とその周り

  • 小さいがなかなか凛々しい佇まいの本殿

本殿の後ろ側の祠
舟形石が安置されているが説明書きはない。

卑弥呼の墓とも言われる墳丘墓

  • 卑弥呼の死亡年代との一致から、卑弥呼の墓とも言われている。
  • 弥生時代後期の墳丘墓としては大型であり、古墳時代へと移行する過程で、この吉備が「邪馬台国」でるとする説もある。

おわりに

  • 鬼退治、温羅伝説に基づく神社。
  • 実際に吉備津彦と温羅が戦ってから千年以上も後に建てられたので、その由来に少し疑問も感じるが。
  • 墳丘墓の被葬者を守るために社殿が建てられたかどうかは推測しすぎ。
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