【 もくじ 】
神社概要
- 神社名称 : 竹駒神社
- 所 在 地: 宮城県岩沼市稲荷町1番1号
- 御 祭 神: 宇賀之御魂神(うがのみたまのかみ)
- 保食神(うけもちのかみ)
- 稚産霊神(わくむすびのかみ)
- 創 建 : 842年
由緒
- 小倉百人一種にも出てくる後の参議小野篁卿が陸奥国守として着任した際、東北開拓・産業開発の大神として創建された。
日本三稲荷
- 日本三大稲荷にはいくつか候補が挙げられる。
- 伏見稲荷は当確として後の二社は、竹駒神社の他に豊川稲荷、笠間稲荷、最上稲荷、祐徳稲荷など。
稲荷神
- 御祭神の稲荷神は半島から渡来した秦氏が伝えたという「稲成(いねなり)」ということで、農耕神である「宇賀之御魂(うがのみたま)」とも言われる。
- また御食津(みけつ)とも。
- 「ミケツ神」と聞けば素戔嗚命か伊勢下宮の神を思い浮かべるが、、。
- 狐は古名を「ケツ」と言い「ミケツ」は、三狐・御食津につながると言う。
ダキニ天は本来別の神
- 仏教の神でインドから伝わったダキニ天と稲荷神は同一視され習合された。
- しかし本来は全く別の神様で豊川稲荷、最上稲荷などでお祭りされている。
- 商売繁盛・技芸上達・五穀豊穣などの御利益がある。
- 大鳥居をくぐると眷属である狐の狛犬がお出迎え。
- その近くに参拝者休憩所
- 山門には金剛力士像が安置されている。神仏習合の形が残っている。
- 拝殿入口の門
- 駐車場は十分広い。更に正月の初詣時期には近くの学校のグランドを臨時駐車場に利用して確保される。
御祈祷では、和楽の生演奏
- 宮司さんがお二人、お祓いをされる方と、祝詞を奏上される祭主)の他に、和楽器を生演奏で奏でる方5名(太鼓、琴、横笛、笙、鉦鼓だったと思う)がそろい正にオーケストラだ。他に巫女さんの舞もある。生演奏は時々見かけるが横笛と太鼓ぐらいだと思う。非常にご丁寧。
- いつもこちらを参拝する人たちは当たり前と思っていることだろうが、実はとても贅沢。
- 夏に10名ほどで御祈祷を受けそれとは別にお札二体をお願いした。その時も全く省略することなく同じようにご祈祷の儀を行っていただいて、こちらが恐縮した。
- 人間だからちょっと嫌気が差すと思うが微塵もそれを感じさせなかった。
朝の朝礼参拝
- 朝の御祈祷のためちょっと早めについたら、神職方々全員が拝殿でお祈りをされていた。
- 三〇名余りおられたか?一般に言う朝礼のような感じ。社務所でお尋ねしたら毎日の決まりとのこと。