【 もくじ 】
神社概要
- 神社名称 : 津島神社
- 住 所 : 愛知県津島市新明町1番地
- 御 祭 神: 建速須佐之男命
- 創 建 : 540年
- 駐 車 場: 40台程度
由緒
- 540年に建速須佐之男命が西国対馬より、現在の居森社地に御来臨なられたのが始まり。
810年に神階正一位と日本総社の号、その後天王社の号を賜った。
織田信長・豊臣秀吉・徳川家が厚く信仰した。 - 創始時代は「津島社」と呼ばれ、神仏習合により御祭神が「牛頭天王」となり、「津島牛頭天王社」と改称。
鳥居
- 正面入り口の鳥居
東入口の鳥居と桜門
- 東側入口の門
桜門は、南門以上に立派。豊臣秀吉が寄進した。江戸時代までは、この門を通り神輿渡御が行われ、正面以上に栄えていた。
社殿
- 拝殿・本殿は、桧皮葺で落ち着いた重厚な雰囲気が際立っている。
柱は朱程に赤くなく、落ち着き感がある色合いだと思う。
境内見取り図
津島神社六社参り
- 建速須佐之男命を「本社」、荒御魂を「荒御魂社(蛇毒神社)」、和御魂を「和御魂社」、奇御魂を「柏樹社」、幸御魂を「居森社」、和御魂を「疹社」でそれぞれ、お祀りしているが、同じ神様を六社も同時にお祀りしているのは、全国でも珍しいという。
- 移転された折、古い社を取り壊さずに、新しい社を造営していったので、このようになったとか。荒ぶる神でもあるので、恐ろしかったということのよう。
摂社 居森社
- 須佐之男命幸御魂をお祀りしてる。

境内末社

末社 照魂社

津島神社 榊(栄樹)の樹
おわりに
素戔嗚尊をお祀りする神社は、全国あまたあるが代表的と言えば、島根県の出雲の「熊野大社」と「日御碕神社」、和歌山県の「熊野本宮大社」、京都府の「八坂神社」が思い浮かぶ。
「津島神社」は、他のどことも違う、落ち着いた重厚さと気品があると感じた。