山津見神社(福島県)|狛犬は白狼!虎捕りの由来は?

神社概要

  • 神社名称 : 山津見神社(虎捕山鎮座 山津見神社)
  • 住  所 : 福島県相馬郡飯館村佐須虎捕266
  • 御 祭 神: 大山津見神
  • 創  建 : 1051年
  • 参拝時期 : 2017年

はじめに

  • 2017年晩秋にたまたま近くを通った際、山津見神社、海津見神社があり、それぞれ参拝した。 続きを読む →

日本中央の碑(青森県)|奥の細道の「つぼのいしぶみ」か、石碑に刻まれた日本中央の意味は

日本中央の碑看板

施設概要

  • 施設名称 : 日本中央の碑保存館
  • 住  所 : 青森県北上郡東北町字家の下夕39-5
  • 主な展示物: 「日本中央の碑」石碑
  • 訪問時期 : 2017年

日本中央の碑記念館

  • 青森県下東北町の国道4号線に面した所にある。

しおり

「日本中央の碑」

  • 以前、本で知っていたが、偶然に通りかかり大きな看板が目に入ったので、寄ってみた。知識が曖昧で場所をよく知らなかったので、まさか、「日本中央」がここまで北の果てとは知らなかった。

保存館入口

中に進むと入口ドアがある

  • 木造のこじんまりとした、新しく綺麗な建物。中に入ると、

建物中心に石碑

日本中央と刻印された石碑

  • 建物のほぼ中央に、高さ約1.5mの石碑(吊るし柿を逆さにしたような形)が展示。
  • その石の真ん中に確かに「日本中央」刻まれているのが見える。その周りにに、資料が並べられている。

「つぼのいしぶみ」

  • 「9世紀初頭、征夷大将軍の坂上田村麻呂が蝦夷征討の際、弓の筈(はず)で石に『日本中央』と掘り、建立した。」というもの。それが都に伝わり、歌枕とされた。
  • この石は、1949年6月に青森県東北町千曳で偶然に発見された。

中央の碑 説明文

  • パンフレットや、展示資料には、「日本中央」の「日本」は、「ひのもと」と読み、蝦夷地を指す呼び名で、大和政権の力が増し、蝦夷征討軍が北進するにつれ、その地は徐々に北へ追いやられた、と記載されている。
  • 陸奥の最奥の地、「都母(つも)」で発見された石碑の、地名の発音が「つぼ」に変化したのだろう、とされていた。

坂上田村麻呂は当地に来ていない

  • またしかし、坂上田村麻呂は、現在の岩手県水沢付近までしか行っていないことがわかっており、もし、本物であても、坂上田村麻呂ではなく、次の征夷大将軍ではないかとのこと。
  • それと、ケチをつけると、千年以上たっても風化がほとんのない程の硬い石に、矢で文字を掘ったというのは、無理があると思うが、どうでしょうか。

有識者による鑑定

  • 昭和25年、新たに歴史家による鑑定が行われた。4文字の外側にうっすらと、もう一つ4文字の彫刻を見ることができるという。彫った文字が消えそうになるころに、再度文字を彫刻したとなると、最初に彫った時期は、どれほど古いのか。少なくとも1200年~1300年前のものであろうとのこと。
  • また別の鑑定では、室町時代の頃の書体であるという。どっちがただしいのか?

多賀城碑

  • 宮城県の多賀城跡にある「多賀城碑」も、「つぼのいしぶみ」と言われている。これは、松尾芭蕉が多賀城跡を訪れており、つぼのいしぶみであるとして、奥の細道で紹介したことによる。

利用案内駐車場から無量光院跡  3代秀衡公が京都宇治の平等院を模したものと伝えられている。調査によると、平等院よりも更に大きく、きらびやかであったという。この地に、都を恋しく思う気持ちを忘れようと、本物の平等院以上の極楽の世界を作り上げた

  • 国道に面して、看板がすぐ目に入る。駐車場は広く無料、入館料も無料。

越木岩神社(兵庫県)|ご神体の岩を大阪城石垣に切出そうとした時!

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神社概要

  • 神社名称 : 越木岩神社(甑岩神社)
  • 所 在 地: 兵庫県西宮市甑岩町5-4
  • 御 祭 神: 恵比寿大神
  • 創  建 : 不詳
  • 西宮市内から甲山へ向かう途中にある小さな社。古代信仰の磐座、高さ10m、周囲40mの「霊岩」とも呼ばれる、花崗岩の転石のような大塊がご神体である。 続きを読む →

生石神社・竜山石採石遺跡(兵庫県)|一夜で掘り抜いた未完成の宝殿

生石神社由来書

神社概要

  • 神社名称 : 石の宝殿、生石(おうしこ)神社
  • 所 在 地: 兵庫県高砂市宝殿山
  • 御 祭 神: 大穴牟遅神と少毘古那神
  • 創  建 : 前1世紀(伝承)

石の宝殿、生石(おうしこ)神社

五色塚古墳(兵庫県)|神功皇后が造営した祈りの丘

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古墳概要

  • 古墳名称 : 五色塚古墳、千壺古墳
  • 所 在 地: 兵庫県神戸市五色山4丁目
  • 築造時期 : 4世紀から5世紀の初め
  • 形  式 : 前方後円墳
  • 被 葬 者: 石室がなく、墓ではない
  • 規  模 : 全長194m、幅125m
  • 駐 車 場: 有(無料)管理棟横のスペース(狭い)

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兜神社(岩手県)|兜明神岳がご神体。義経北行き伝説、埋蔵金伝説

兜明神鳥居

神社概要

  • 神社名称 : 兜神社
  • 所 在 地: 岩手県宮古市区界第2地割
  • 御 祭 神: 品陀和気命
  • 増  祀 : 近能佐七郎親良
  •       (閉伊氏の起源、源為頼=閉伊頼基の家臣のうちの一人が
  •        明神となった)
  • 創  建 : 鎌倉時代
  • 駐 車 場: 鳥居の手前右の広場、10台ほど
  • 参拝時期 : 2017年~2018年
  • アクセス : 盛岡市内から国道106号線を宮古方面に向かい、
  •        区界峠を過ぎて坂道を下ると程なく左手に見えてくる。 続きを読む →

横山八幡宮(岩手県)|義経北行きに何と弁慶も同行した!?

横山八幡宮鳥居

神社概要

  • 神社名称 : 横山八幡宮
  • 所 在 地: 岩手県宮古市宮町2丁目5-1
  • 御 祭 神: 品牟陀和気命(応神天皇)、
  •        受姫命、
  •        天照皇大神
  • 創  建 : 680年
  • 駐 車 場: 鳥居の手前右手に2台ほど
  • 参拝時期 : 2016年

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